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南森本のガード下

 金沢市南森本町、観法寺バス停からほど近い森下川沿いの堤防下に、まるで秘密の通路のようなガードがあります。

最終修正:令和6年4月1日 (2)

 森本大橋近くの旧道沿いから、花屋さんの横の小路をどんどん辿っていくと……、森下川の堤防に沿って、このガード下はひそかに存在しています。バス停としては「観法寺」に近いですが、所在地は南森本町です。


 
 IRいしかわ鉄道線の下をくぐるガードが見えてきました。道路は舗装されておらず、砂利道です。自動車の通行が想定されていないのか、交通標識も設置されていません。


 
 列車が走っていきました〜。トンネル自体は低いのですが、線路すれすれというわけではなく、以前紹介した津幡の低いガード下と違って、列車の通過中でも恐怖感はないですね。なお、列車のカラーリングで気付いた方もおいでるかも分かりませんが、写真はJR時代のものです。


 
 反対側の山側へ抜けてきました。山側は石積み、海側はコンクリート製で、おそらく複線化のときに継ぎ足されていることが分かります。山側の方が古い時代の線路なのですね。


 
 古い部分と新しい部分の境目です。石積みの部分もそんなに古くなさそうにも見えるのですが……。上から吹き付けて補強してあるのでしょうか?


 
 橋梁名は「八田はった」というそうです。何故?! 八田町へ通じる道だったからというわけではなく、このあたりの小字名なのでしょうか。


 
 線路の下をくぐると、立て続けに今度は城北大通り(旧国道8号線)の下をくぐるボックスカルバートがあります。


 
 ガードを抜けた先も舗装がされておらず、昭和を感じさせる木材工場も相まって、まるでタイムスリップしたかのように牧歌的な風景が広がっています。


 
 山側から見た城北大通りのボックスカルバートです。上の道を走っているときには気付かなかったのですが、ごく薄いコンクリートの板のすぐ上をアスファルトで舗装しているだけなのですね。


 
 『いつもより高さが低くなっております』との由です。この日はいつもより低かったのでしょうか?!


 
 城北大通りの側からは、こんな何の変哲もないガードレールの切れ目からアプローチします。こんなところに歩ける道があるとは、一瞬分からないほどですね。もちろんここも、砂利道です。


 
 城北大通りの橋の上から見た風景です。未舗装の砂利道がとにかく印象的で、箱庭のように見えているこの場所へ下りるには、どうしたら行けるのか……と思って見つけたのが、このガードとの最初の出会いでした。いまもその頃と風景がほとんど変わっていないですね。



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