もりさけてんTOP > バスTOP > バス停TOP > 当ページ

味わいバス停は生きている

都雅野住宅 とがのじゅうたく

最終修正:令和5年10月13日 (1)


MORI SAKETEN.com SINCE 2003

 東部車庫の1つ手前にあるバス停で、辰巳丘を切り開いて開発された「都雅野ニュータウン」の最寄り停留所です。

 この「都雅野ニュータウン」は北陸鉄道(株)不動産課が手掛けた住宅地で、平成2年(1990年)8月に一般分譲が開始されています。

 停留所名は、かつては「都雅野住宅前」と“前”付きで表記されることが多かったのですが、いまは“前”なしが主流のようです。


 
 郊外方向のりばです。北鉄公式サイトの時刻検索ページでは「都雅野住宅ーA」で登録されています。つぎが東部車庫ですので、ここから乗るという人は少ないかなと思います……。


 
 市内方向のりばです。北鉄公式サイトの時刻検索ページでは「都雅野住宅ーB」となっています。


 
 ひな壇型に丘を切り開いた住宅地の最上部には、名鉄協商(株)が管理する「都雅野月極駐車場」があります。じつはここは北鉄の保有する土地で、かつて北鉄グループの学生アパート「都雅野ハイム」のあった場所です。

 この「都雅野ハイム」は、当初は北陸鉄道(株)不動産課の直営で、金沢女子大学(現・金沢学院大学)の学生向けアパートとして平成2年(1990年)3月3日に開業しているようです。

 完成を報じる北陸鉄道社内報「ほくてつ」(石川県立図書館所蔵)の記事によると、冷暖房、バス・トイレ付きはもちろんのこと、カード式電話、家具などの設備があらかじめセットされていて簡単な身の回り品を持ち込むだけで新生活を開始でき、コインランドリーも併設しているという、それまでの学生アパートのイメージを一新するような設備を擁していたようです。

 後年、金沢女子大学が男女共学化して金沢学院大となったこともあり、平成14年(2002年)1月〜2月頃よりA棟とB棟とに分けられ、西側のB棟が男女共用に変更。女性用で残ったA棟については玄関扉がオートロック式に改称されるなどセキュリティが充実され、より安心して入居できる環境づくりに配慮されていたようです。

 平成15年(2003年)4月より不動産事業はグループ会社の北陸ビルサービス(株)が担当するようになり、このとき北陸鉄道(株)からの移管が行われているのではないかと思われます。


 
 なんとなくバス停を思わせる?! 台石とポールが、北鉄ゆかりの地であることを示していますね……。

 「都雅野ハイム」は平成22年(2010年)の住宅地図には記載がありますが、少なくとも平成23年(2011年)11月までには営業を終了しており、建物も解体。いまのように駐車場となりました。


\北鉄が開発した住宅地なのだ♪/
 


 こちらのページもどうぞ
 →末
 →東部車庫


参考文献
 「北國新聞縮刷版」各号
 社内報「ほくてつ」各号


*バス停は生きていますので、外観や表示類、風景などには変化が生じている可能性があります。あしからずご了承下さい。
MORI SAKETEN.com SINCE 2003

もりさけてんTOP > バスTOP > バス停TOP > 当ページ





inserted by FC2 system