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いしかわバス通信!

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 focusing on the movement of bus routes in Ishikawa, that makes riding the buses in Ishikawa more fun and more enjoyable.

最終修正:令和6年7月20日 (397)


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 令和6年(2024年)3月16日バスダイヤ改正については、「バスダイヤ改正特設ページ」をご覧下さい。

   タノシーくん
漢字かんじの よめないひとは、おとなのひとや、おにいさん、おねえさんに、よんでもらってね☆


令和6年(2024年)7月号

* ラクナはくいバス停新設

 7月1日、羽咋駅前の旧マルシェ跡地で建設が進められていた「RAKUNAラクナはくい」のオープンにあわせ、羽咋駅前〜羽咋高校前・羽咋市役所前間に「ラクナはくい」停留所が新設されました(郊外方向のみ停車し、羽咋駅前ゆきは停まりません)。

 
 ▲ラクナはくいバス停


* 石川病院バス停が再度移設

 去る7月1日より、温泉片山津線の石川病院バス停は病棟に近い場所へ再度移設されました。


* 志賀町の運行が回復

 7月15日より富来線、高浜線の迂回運行および休止停留所が解除され、通常ダイヤで運行されています。


* レモン色の新しい高速バス

 7月20日より神姫しんき観光(株)による「LIMONリモン BUSバス」が金沢〜京都・大阪間に参入しました(金沢発は7月21日より運行)。

 ダイヤは金沢発が、金沢駅西口2番(14:15発)→(女形谷PA、賤ケ岳SA、大津SAで休憩)→京都駅八条口(18:25着)→大阪難波OCATバスターミナル(19:25着)。

 先方発は大阪難波OCATバスターミナル2F5番(7:20発)→京都駅八条口(8:40発)→(大津SA、杉津PA、尼御前SAで休憩)→金沢駅西口(13:10着)。

 鮮やかなイエローで美しくデザインされた4列シート車両(トイレなし)が用いられ、乗務員1名での運行となります。

 なお、このバスは往路・復路ともに、実は大阪・京都と金沢・白川郷経由で高山ひだホテルプラザとを結ぶツアー(定期観光バス)の区間乗車という形を取っているようです。よって、金沢駅西口〜高山ひだホテルプラザ間だけの利用を予約することも可能となっています。


* 温泉特急、正式に廃止

 昨年から休止中だった温泉急行線(加賀ゆのさと特急)は、8月1日付けで正式に廃止となることが北鉄公式サイトにて告知されました。


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令和6年(2024年)1月号

* 最悪の正月

 令和6年(2024年)は最悪の元日となってしまいました……。

 最悪の元日です。

 16時10分頃、珠洲市を震源地としたマグニチュード7.6の巨大地震は、能登半島を、そして石川県を悲しみの渦に落とし込みました。

 翌1月2日は県内のほとんどすべてのバスが軒並み運休に……。1月3日になると金沢、加賀地区の北鉄バスは運行を再開しましたが、乗務員さんにも被災してしまった方が多く、本来は平日ダイヤとなる4日、5日も日祝ダイヤでの運行ということになりました(この2日間には金沢駅西口〜県庁間3往復の臨時便が運行)。

 また「城下まち金沢周遊バス」も乗務員さんの確保が難しく、1月3日〜5日の間も全面運休。6日より右回りルートのみ再開となりました。

 また、現在は復旧していますが、道路陥没や土砂崩れなどの影響により、野田線が1月4日まで起終点をつつじが丘住宅に変更。上荒屋線は1月6日まで御所2丁目〜鳴和台間を区間運休し、三馬大野線は1月8日まで大野発着系統を大野港発着に変更して運行されました。JRバスも東長江線の鳴和〜東長江間を1月7日まで区間運休としていました。

 液状化現象の著しいエリアを走行する内灘町コミュニティバス「なだバス ナディ」も運休が続き、1月9日よりようやく運行が再開されています。

 一方、能登地区については1月14日より脇線(七尾駅前〜脇)、羽七東線(羽咋駅前〜七尾駅前)が運行を再開、さらに来る1月22日からは和倉線(小島橋経由のみ)、高浜線、三階線、富来線、後山線が一部運行を再開しますが、奥能登エリアにおいては特急バスを含め、運行再開の見込みが立っていません。また、定期観光バス、金沢ライトアップバスも運行を取り止めています。

 
 ▲金沢・加賀地区に貼られた公示


* 初詣バスも元日で終了

 北鉄グループの「白山さん初詣バス」は、昨年と同様に鉄道石川線は大晦日深夜の運行が実施されず、バスの運行も1月1日の早朝からのスタートということになりました。

 おなじみの「初詣往復割引きっぷ」は、今年は電車+接続バスタイプのみですが、おとな750円、こども300円に値下げ。さらに「のりまっし金沢」でデジタルチケットとして購入できるようになりました。

 が、16時10分ころに発生した強震の影響により、運行は途中でストップ……。電車も停まってしまったことから、急遽、南部車庫経由金沢駅への無料送迎バスとしての運行に切り替え、多くの方から喜ばれたそうです。

 これをもって、令和6年の初詣輸送は運休のまま終了となってしまいました。


* 能登半島地震被災者用バス

 1月13日〜1月19日にかけ、能登半島地震の被災者支援に取り組む任意団体「能登地震避難者受入基金」が、能登地震被災地からの2次避難をする方、および2次避難を支援する方のための定時運行路線バス「能登半島地震被災者用バス」を無料で往復させました。運行は金沢市の大和タクシー(株)が担当したようです。

 運行経路と停車地はファミリーマート珠洲宝立店〜駒渡ポケットパーク〜能登町役場前〜ポケットパーク海岸桟敷のと七見〜穴水駅前〜道の駅なかじまロマン峠〜いしかわ総合スポーツセンター(1.5次避難所)〜金沢駅西口団体バス乗降場。出発時刻はファミリーマート珠洲宝立店が12:00発、金沢駅西口が6:00発です。

 また、穴水駅前で輪島方面の無料バス(自家用マイクロバス)と接続しており、この便は河原田小学校電話ボックス付近、輪島駅前、三井の里 古民家レストラン茅葺庵で乗降が可能となっていました。

 予約は乗車前日17時までの受付で、インターネットの「ピーティックス」というサイトでのネット予約のみでした。


* 加賀市で2次避難所からの買い物バス

 加賀市では1月19日より能登半島地震被災者専用の無料巡回バスを運行しています。2次避難所となっているホテル・旅館とアビオシティ加賀、イオン加賀の里店を結ぶことで買い物の支援を行うもので、片山津エリアでは1月19日、23日、26日、30日にホテルアローレ、大江戸温泉物語ながやまから、山代エリアでは1月22日、25日、29日にホテル雄山閣、加賀百万石から、それぞれ1日4便が運行するそうです。


* 北日本観光担当の大阪便,復旧へ

 北日本観光と近鉄が共同運行している金沢〜大阪間の高速乗合バスですが、運休中だった北観担当便が来る2月1日より運行を再開します。

 これに伴ってダイヤ改正が行われ、大阪からの金沢ゆきの担当会社が第1便は近鉄、第2便は北観に入れ替わります。また、第2便は始発地が難波に変更され、USJへの乗り入れは金沢からの片道のみとなります。

 改正後のダイヤは次の通りです。
◆佐奇森7:20発→金沢8:00→難波13:51→USJ14:16着(近鉄)
◆佐奇森13:30発→金沢14:00→難波19:51着(北観)
◇難波7:00→金沢12:50→佐奇森13:20着(近鉄)
難波13:05→金沢18:55→佐奇森19:25着(北観)


* JRバス、一部運賃値上げ

 西日本JRバスが4月1日から一部運賃の値上げを実施するようです。主に金沢市内地帯制区内に関係する区間が対象で、10円〜30円アップ。これにより、地帯制区内では北鉄バスと同価格になります。


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令和6年(2024年)2月号

* 能登特急,運賃無料の特別体制で運行

 1月25日より、金沢、加賀等への2次避難者やその親族の方が一時的に被災地に戻る交通手段として、能登方面特急バスが臨時ダイヤの特別体制で運行を再開しました。運賃は3月15日までの間、無料となります。

 特別運行便は次の通りです。

輪島特急
▼金沢駅西口7番発
 7:30,9:00
▼輪島市役所発
 12:00,15:00

 停車停留所は金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと里山空港(金沢方向のみ)、輪島駅前、輪島市役所となります。所要時間は約4時間〜4時間30分かかります。なお、2往復とも北鉄金沢バス(株)中央営業所の担当です。

珠洲特急

▼金沢駅西口7番発
 7:00
▼すずなり館前発
 15:00

 停車停留所は金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと里山空港、珠洲市役所前、すずなり館前で、所要時間は約5時間かかります。

珠洲宇出津特急
▼金沢駅西口7番発
 8:00
▼能登町役場前発
 15:00

 停車停留所は金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと里山空港、柳田天坂、能登町役場前で、能登町役場〜珠洲方面は引き続き運休です。所要時間は約4時間30分となります。

 
 ▲輪島ゆきには扇カラーの定観車も


* 中能登エリアのローカルは復旧

 北鉄能登バス(株)では満仁線が1月24日から、崎山循環線が1月28日より一部運行再開となり、これで高浜急行線と定期観光バス以外の全路線が復旧となりました。なお、崎山循環は一部迂回運行により、此の木、崎山郵便局前、山崎停留所はバイパス道路に設けられた臨停での対応となります。

 2月1日からは和倉線の石崎漁港発着便が運行を再開。また、同日より富来線、高浜線の迂回運行区間に堀松南臨時停留所が設置されました。清水、末吉の2停留所は引き続き休止です。

 また、崎山循環線でも2月13日より立ち寄りが困難になっていた鹿渡島、鹿渡島漁港の2停留所が復旧しました。


* 能登島バスも運行を再開

 全面運休が続いていた能登島交通(株)は、1月29日から曲線、南線が臨時ダイヤで運行を再開しました。ただし「大橋駐車場」が使用不可のため、臨時停留所「能登島大橋ロードパーク」(本土側の能登島大橋手前の公園駐車場)での対応となります。また、松百新町〜石崎口間は無停車に。和倉温泉街へは乗り入れできないほか(浜岡クリニックは七尾方面の降車のみ可能)、マリンパーク島の湯、ガラス美術館、のとじま臨海公園への乗り入れも休止。曲線の全便が曲漁港前発着となります。

 追って、2月5日より祖母ヶ浦線も運行が再開されました。曲線との乗り継ぎ場所は健康センターとなります。


* のと鉄道のバス代行が開始

 1月29日から、のと鉄道七尾線の七尾〜穴水間で朝夕の通学時間帯にバス代行輸送が開始されました。車両は北鉄奥能登バス(株)の中型路線車、北鉄能登バス(株)の貸切車と、(株)丸一観光の貸切車が使用されたようです。

 のと鉄道七尾線は七尾〜能登中島間が2月15日に再開され、代行バス区間は残る能登中島〜穴水間のみとなりました。この区間は被害が深刻で、4月中旬頃まではバス代行が続く見込みです。

 
 ▲全線復旧が待たれるのと鉄道


* ランバス,1月31日悲しみの全廃

 既報の通り、1月31日の運行を最後に、運賃無料の広域巡回バス「ラン♪RUN♪BUS」は完全廃止となりました。

 思えば3年前の2月、希望にあふれながら、しかし若干危なげな思いも抱きながら見送った運行開始。津幡町役場〜金沢駅西口が、最初のコースでした。

 本当にこれから、コースが増えていくのか? そんな疑問を打ち消さんばかりに、有言実行。それからあっという間に、かほく、内灘と新コースを開拓……。フリーハンドで思いのままに、いままでのバス会社が絶対にできなかったことを、ランバスは次々と実現させてくれました。

 そこには、決して明るくないかに思えた公共交通というものに対する、夢や希望……、そんなものを感じさせました。

 初期の頃は添乗員の方が乗務されており、また「地域バス停」としてお店や施設のない場所にもバス停を開拓することが試みられていました。津幡の河合谷の奥の奥まで無料バスを走らせていたのですからね。

 乗り合わせたとき、1人の乗客の老婆から「あそこにバス停があれば良いのに」と云われば、即答で「バス停を置きましょうか?」と打診されているのを見たことがあります。「あっあの人はバス停を置かせて貰っている人なので挨拶してきます」と、バス停での時間調整中にバスを降り、頭を下げておられる添乗員さんのお姿。従来の路線バス事業者では考えられないほどのフットワークでした。

 千里浜に南砺市、加賀温泉駅。さまざまなところへ連れていって下さいました。

 これで終わりとは、本当に残念です。

 「ラン♪RUN♪BUS」よ、さようなら。短くも、良い夢を見させて頂きました。

 
 ▲お別れです


* 奥能登バスも運行再開!!

 発災以来、全面運休が続いていた奥能登バス管内のローカルバスですが、2月5日よりついに光明が見え始めました。

 同日より、奥能登地区の幹線といえる穴水輪島線と穴水線が、臨時ダイヤで運行を再開しました。

 ただし迂回運行により、穴水町中心部の大町〜栄町間、輪島市市ノ瀬地内の荒田〜桐田間、輪島市門前地区の旧本郷小学校前および本市〜禅の里交流会館間は休止。また三井駅前は穴水方向のみバイパス沿いの特急バス専用停留所での対応となります。

 続いて、来る3月1日には穴水宇出津線、宇出津珠洲線、町野線も臨時ダイヤで一部運行を再開します。

 こちらも迂回運行により穴水のまちなか区間と、城山住宅前〜北七海間、能登町の九十九湾〜金大実験所口間、そして技術専門校前から珠洲市の吾妻橋にかけての区間は休止に。また町野線は能登高校南〜曽々木口間のみの運行で、眞久と笹川橋は経由しません。


* 輪島市では無料バスも

 あわせて、輪島市では2月5日より市内巡回無料バスの運行も開始されました。避難所に身を寄せている方や地震で自家用車が使えなくなった方の通院や買い物を支えることが目的です。

 市内5つのコースが各3便、平日のみ運行します。各コースとも市立輪島病院が発着点となっています。停車停留所は以下の通りです。

河井方面
 輪島病院、輪島中学校、ふらっと訪夢、輪島高校前、市役所、ふれあい健康センター、きらめき橋、輪島病院

鵠巣こうのす方面
 輪島病院、鵠巣小学校、マリンタウン、きらめき橋、輪島病院

河原田方面
 輪島病院、河原田小学校、輪島病院

大屋方面
 輪島病院、大屋小学校、大屋公民館、ふれあいプラザ二勢、気勝平集会所、輪島病院

鳳至ふげし・輪島崎方面
 輪島病院、港公民館、 鳳至公民館、鳳至小学校、合同庁舎、市役所、きらめき橋、輪島病院


* わくライナーも再開

 2月10日より、加越能バス(株)が運行する特急バス「わくライナー」も運行が再開され、七尾〜氷見〜高岡間の交通が確保されました。


* すずバスが一部運行再開

 2月13日、珠洲市の無料バス「すずバス」が特別ダイヤで試験的に運行を再開。珠洲市での公共交通復活への第一歩となりました。

 迂回運行のため、各ルートの能登飯田バス停と島田〜正院間は休止。若山飯田ルートは上山が終点に。また2月20日まで鈴内口、経念は停車できませんでした。大谷飯田ルートは大谷峠が通行不能のため吉ヶ池経由で迂回運行し、大谷は大谷小中学校前で乗降扱い。また清水が終点となります。

 市南部では北鉄奥能登バス(株)の一般路線バス運休の代替として、宝立・上戸地区臨時バスが火曜、木曜のみ1往復運行されます。停車停留所は総合病院、すずなり館前、わくわく広場、上戸小学校、上戸保育所、宝立小中学校です。

 狼煙大谷ルート、宝立ルート、まちなかルート すずらん及び土日に運行の飯田高校スクールバスは当面の間、全便運休が続くようです。

 
 ▲美しい風景の珠洲市


* 能登町のうちうら線も

 同じ2月13日より、能登町の内浦地区を回る(株)恋路観光バス「うちうら線」も運行が再開されました。


* 穴水町でも無料巡回バス

 2月19日より、穴水町では避難者の通院を支援するための市街地巡回バスが無料運行されています。運休している「まちなか100円バス」の代替となるもので、(株)恋路観光バスが担当し、1日3本が月〜金のみ運行(土日祝運休)。停車停留所は穴水駅、穴水中学校、西川島、此の木、穴水此の木、港町、穴水総合病院。林業センター、文化センター、穴水町役場、港町、西川島、穴水此の木、穴水総合病院、穴水駅の順序です。


* 七尾からの高速バスも復旧

 七尾と東京を結ぶ高速バスも復旧です。2月21日より、(株)丸一観光が運行するウィラーエクスプレスGL便が運行を再開しました。


* ダイヤ改正,今年は3月16日

 北鉄グループのダイヤ改正は、今年は北陸新幹線敦賀開業(県内全区間開通)にあわせ、3月16日に行われます。また、津幡町営バス、白山市のめぐーるも同日に改正が実施されます。詳しくは各公式ホームページでご確認下さい。


* 加賀バスでクレカ決済開始

 その3月16日より、北陸鉄道(株)の城下まち金沢周遊バスと北鉄加賀バス(株)の全路線でクレジットカードタッチによるキャッシュレス運賃決済が開始されます。これを記念して、北鉄加賀バス(株)では3月16日〜3月31日までの期間、クレジットカードタッチ決済限定で「1乗車100円キャンペーン」が実施されます。なお、ICaへの対応は令和6年度以降に実施される予定となっています。


* 高速バス富山線が廃止へ

 非常に残念ながら、3月15日を最後に高速バス富山線が廃止されることが北鉄・地鉄の両社により発表されました。

 コロナ禍による乗客の減少だけでなく、深刻な運転士不足や勤務インターバルの改善要件もあり、人員確保が困難な状況であることは部外者にとっても酌み取れることですが、生活路線を維持するための人員を確保するため、代替の交通手段が充実しているこの路線が廃止されるということになったようです。生活路線の維持を優先して下さったことには理解を示したいと思います。趣味はもちろんのことですが、毎日の生活にバスを取り入れ、応援していかなくてはと思います。

 両社あわせて1日14往復、1時間間隔のパターンダイヤで運行され、すっかり両県にとってなくてはならないインフラとして充実していた富山線でしたが、時代の変化とともに淋しい幕引きとなりました。

 
 ▲富山駅前の北鉄バスも見納めに


* 高浜急行線も

 3月16日のダイヤ改正で、震災以来運休が続いている高浜急行線が休止状態のまま廃止されることになりました。これにより、この路線だけが停まっていた「羽咋中学校前」バス停も廃止となります。

 かつては門前急行線でしたが、区間廃止と減便を繰り返し、最後は金沢駅西口→高浜の片道1本のみとなっていました。

 
 ▲前身は門前急行線


* 津幡町営バスで5路線廃止

 津幡町営バスでは、町中心部で運行されてきた井上線、緑が丘線、潟端線、太田線、領家線の5路線が3月15日の運行を最後に廃止となります。

 このエリアでは新しい予約制乗合交通「のるーと津幡」が運行されており、これが代替手段となります。なお「のるーと津幡」は町民以外でも会員登録が可能で、非常に便利です。

 
 ▲廃止はかつての津幡駅循環線にあたる路線群です


* 渋谷・八王子線も廃止へ

 運休中の高速バス渋谷・八王子線ですが、残念ながら、休止状態のまま、3月31日限りで正式に廃止されることが発表されてしまいました。北鉄の撤退から4年。淋しい終幕となってしまいました。

 
 ▲こんなに晴れがましい日もありました


* 定観が運行再開へ

 来る4月6日より、震災以来運休が続いていた定期観光バス「かなざわめぐり」が運行を再開します。

 新年度からは土日祝のみの運行に縮小され、クーポン料金は午前の「金沢まちなかコース」が大人2,600円から3,200円に。午後の「かないわ・おおのコース」は大人3,900円から4,300円に、それぞれ改定となります。

 なお、土日祝のみの運行となりますので、水曜日の午後のみ「かないわ・おおのコース」の代替として運行されていたコースNO.K032の「金沢まちなかコース」は廃止となります。

 また、同じ4月6日より「白山めぐり 白山手取川ジオパーク号」も運行を再開予定。今シーズンより「北鉄白山バス本社」でも乗降できるようになり、また6月1日〜6月30日の土日祝に新コースの「白山高山植物園コース」がお目見えするのも目玉です。

 
 ▲市内定観も土日祝のみの運行に

* 北観,再び運休へ

 2月1日より通常運行を再開したばかりの北日本観光自動車(株)による京都・大阪ゆき高速乗合バスですが、4月14日より再び北観担当便が運休となります。なお、近鉄担当便の運行は継続されます。


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令和6年(2024年)3月号

* 北鉄本社,移転へ

 今年7月頃を目途に、割出町にある北陸鉄道(株)と北鉄金沢バス(株)の本社が、割出町の本社ビルから金沢駅西口にあるパークビル内へ移されることが新聞報道等により明らかになりました。

 北陸鉄道(株)本社はビルの1階に、北鉄金沢バス(株)本社は地下1階に入居するということです。

 兼六園下の初代社屋からの移転より55年もの歳月が経過し、建物の老朽化が進んでいたところに、1月の令和6年能登半島地震の影響で壁にヒビが入るなど損傷が激しく、社員の方々の安全を図るため移転することになったそうですが、あくまで緊急的な措置であり、一時的な移転とされています。

 
 ▲割出の現本社


* 花園クランクの信号機,撤去さる

 昨年4月1日改正で廃止された[87]津幡線の旧道経由便……。その象徴ともいえた今町〜二日市間の花園クランクにあったバス専用信号機が、さる2月26日、撤去されました。

 
 ▲ここに信号機がありました


* 島の湯への乗り入れ再開

 地震により立ち寄りを中止していた能登島の「マリンパーク島の湯」停留所は3月1日より供用が再開され、祖母ヶ浦線への乗り換えは当地で行われるように復旧しました。


* 能登バスの復旧進む

 夜間(19時以降)の運行を休止していた北鉄能登バス(株)の和倉、脇、満仁、高浜、後山、羽七東の各路線ですが、3月3日より全便運行を再開しました。

 さらに3月16日より残る富来、崎山循環の2路線も復旧し、能登バスは全路線、全便運行再開となりました。ただし迂回運行は一部継続し、崎山循環線の此の木、崎山郵便局前、山崎の各停留所はバイパス設置の臨停での対応、川尻停留所は休止。富来、高浜線の清水、末吉停留所は休止、堀松南は臨停での対応となります。


* ついに県内でも自動運転バス

 小松駅〜小松空港間の空港連絡線で、3月9日より自動運転バスの運行が開始されました。車両は中国BYD社(比亜迪汽車工業有限公司)の「J6」と呼ばれる小型EVノンステップバスを、日本の(株)ティアフォーの技術により自動運転化した「Minibus」です。北陸新幹線の停車駅となる小松駅と小松空港を約15分で結び、運賃は通常便と変わらず大人280円。5.5往復が運行されます。

 いまのところは運転士が乗務し適宜補助する必要がある「レベル2」という段階での運行で、自動運転の最高時速は35km/h。安全のためか着席乗車に限られ、一般的な路線バスのように立っての乗車はできません。

 なお、小松市は令和7年度(2025年度)以降に、限定された領域での決められた条件下で、運転士が介在せずに自律的な自動運転が可能とする「レベル4」の導入を目指すとしています。

 自動運転バスの運行開始により、従来のEVバスについては3月8日をもって運行を終了し、サイエンスヒルズこまつ〜小松駅間、小松空港〜安宅住吉神社間は廃止となりました。

 
 ▲小松空港に到着した自動運転バス


* 競馬ファンバス,金沢駅発着便以外運休

 3月10日より金沢競馬の本場開催が再開されますが、無料ファンバスの運行については、金沢駅西口発着の便を除いて、当面の間運行が休止されることが告知されました。


* 加賀温泉駅のりば変更

 北陸新幹線加賀温泉駅開業を前に、3月11日より加賀温泉駅バスターミナルののりばが変更されました。新のりばは新幹線駅舎側となります。


* トレインパークへのシャトルバス運行

 3月13日にグランドオープンした白山市立高速鉄道ビジターセンター「トレインパーク白山」へのアクセス手段として、加賀笠間駅〜トレインパーク白山〜道の駅めぐみ白山間で運賃100円のシャトルバスが1時間間隔で運行を開始しました。トレインパークが休館日となる水曜日は運休です。担当は北鉄白山バス(株)本社営業所です。

 
 ▲加賀笠間駅バスのりば


* ダイヤ改正

 3月16日実施のダイヤ改正のあらましについては、こちらの特設ページをご覧下さい。


* 能登特急,無料運行を終了

 ダイヤ改正日の3月16日より、能登方面特急バスが臨時ダイヤにて運行を再開しました。

 臨時ダイヤは下記の通りです。

輪島特急

◆金沢駅7:35→輪島10:45
◆金沢駅9:50→輪島13:00
◆金沢駅12:00→輪島15:10
◆金沢駅15:00→輪島18:10
◇輪島駅7:35→金沢10:55
◇輪島駅9:50→金沢13:10
◇輪島駅12:00→金沢15:20
◇輪島駅15:00→金沢18:20

 停車停留所は、金沢駅西口、穴水此の木、のと里山空港、三井駅前、輪島駅前です。輪島駅前〜輪島マリンタウンは引き続き休止となります。

珠洲特急

◆金沢駅7:00→すずなり10:50
◇すずなり15:00→金沢18:50

 停車停留所は金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと里山空港、柳田天坂、珠洲鵜飼、上戸、珠洲市役所前、すずなり館前です。

珠洲宇出津特急

◆金沢駅7:55→能登町11:15
◇能登町15:00→金沢18:20

 停車停留所は、金沢駅西口、穴水駅前、穴水此の木、のと里山空港、柳田天坂、能登町役場前で、能登町役場前〜すずなり館前間は引き続き休止です。


* ライトアップ,周遊左回りも再開

 同じく3月16日より、金沢ライトアップバスは運行を再開、城下まち金沢周遊左回りルートは土日祝のみですが、運行を再開しました。


* 金沢から福井への深夜バス試験運行

 3月16日〜3月31日にかけ、北陸新幹線の東京→金沢ゆき最終列車から接続して福井駅へと結ぶ「かがやき最終便連絡バス」を福井県が試験運行します。

 東京からの最終「かがやき519号」(金沢23:32着)に接続し、金沢駅西口4番標識を23:50発、途中、丸岡インター、福井北インターにも停車し、終着・福井駅東口には日付が変わって1:15着。予約不要で、運賃は大人3,500円。担当はケイカン交通(株)です。

 敦賀ゆきの最終列車に乗るよりも東京での滞在時間が1時間以上伸ばすことができ、首都圏滞在を少しでも長くしたい人の需要に応えるのが狙いといいます。

 なお、4月以降についても運行が予定されているということです。


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令和6年(2024年)4月号

* 日本海の昼便,休止中

 さる12月23日より系統をリニューアルして運行を再開していた日本海観光バス(株)の「ブルーライナー北陸昼行便」(加賀温泉駅〜京都・大阪)ですが、利用が伸びなかったそうで、3月31日の運行をもって一旦休止となってしまいました。なお、「バスのるJp」の公式X(旧Twitter)によると夏休み期間に新しいダイヤで運行されることが構想されているそうです。


* 競馬は引き続き金沢駅西口便のみ運行

 金沢競馬無料ファンバスは、4月1日以降も金沢駅西口便のみの運行となっています。


* わく楽フリーきっぷ委託販売廃止

 4月1日より、紙券の「ななお わく楽フリーきっぷ」は七尾駅前センター、和倉温泉センターでのみの販売となりましたのでご注意下さい。なお、モバイル乗車券は引き続き購入・利用できます。


* 能登特急臨時ダイヤ改正

 4月22日より輪島特急、珠洲特急臨時ダイヤの変更が行われます。これにより、輪島特急線のみ駅西合同庁舎前、中央病院、県庁前(能登方向のみ)、戸水西、向陽台、医大病院、高松SA、西山PA、精育園前、小泉、市ノ瀬への停車が再開されます。

 また、のと里山空港で輪島特急線に接続する穴水珠洲C線が1往復設定されます。この接続便は特急バスとの通し運賃で乗車可能です(のと里山空港降車時にまとめて支払うとバス接続券が発行されます)。


* キャン・バス合理化

 日本海観光バス(株)の加賀周遊「キャン・バス」は来る5月1日にダイヤ改正を行うようです。5路線にまで増えたキャン・バス周遊路線ですが、もとのように「山まわり線」「海まわり線」「小松空港線」の3路線へと再び集約されます。

 再編により「加賀越前県境の館・吉崎御坊蓮如上人記念館」「竹の浦館」「加賀ゆめのゆ」は廃止に。よって、キャン・バスが福井県へと越境するシーンはなくなります。また「深田久弥山の文化館・長流亭」は移設の上、「大聖寺鴻玉荘こうぎょくそうと大聖寺城址・長流亭口」に改称されます。

 
 ▲キャン・バス


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令和6年(2024年)5月号

* 奥能登の運行状況

 能登バスでは一部をのぞいて概ね正常運行に近い状態に回復してきていますが、被害が大きかった奥能登エリアでは、いまも特別ダイヤでの大規模な迂回運行が続いています。

 なかでも、輪島と曽々木口・宇出津を結ぶ町野線は能登町役場前〜大川間での運行となっていますが、曽々木口、町野エリアから輪島側への救済として輪島駅前〜大川間の臨時便を設定。なんと小泉まで南下して珠洲道路を経由し、一気に天坂橋まで移動、そこから逆順に町野、曽々木口、大川へと運行され、あたかもそういう新路線のようです。

 
 ▲三井町小泉まで迂回する大川ゆきの町野線

 このほか、輪島と門前を結ぶ輪島線は小又交差点まで迂回、まるで穴水輪島線と穴水線を渡りつぐように運行。穴水東部線は「宇加川」止まりとして運行されており、やはり専用のLEDが作成されています。


 
 ▲臨時ダイヤの宇加川ゆき


* 福井ゆき深夜バス,終了

 北陸新幹線の金沢ゆき最終「かがやき」に接続して運行されていた金沢駅西口→福井駅東口の深夜バスですが、5月31日の運行が最後になるようです。利用客が低調だったそうで、4月1日からは中型バスにダウンサイジングされていました。


* るんるんバス,再編へ

 来る7月1日、羽咋市コミュニティバス「るんるんバス」の改正が行われます。「粟ノ保」「中邑知・富永」「西北台」の3コースは廃止され、予約型のデマンド交通「のるまいかー」に代替されます。「市内循環コース」はユーフォリア千里浜先回りの反時計回りのみに縮小され、一方「余喜・鹿島路・越路野コース」と「神子原コース」は増便されるようです。なお、この改正にあわせハイエースによる運行も開始されるようです。


* マップの白山登山バス計画

 白山登山バスの運行を手掛ける(株)マップは、今年度の夏山バス運行計画を発表しました。今年度はバス運転者の改善基準告示見直しに対応し、松任駅発着の登山バスは平日運行便(1日1往復便)が廃止、また運行本数も減便されます。市ノ瀬=別当出合のシャトルバスは、別当からの下山便の最終受付時間が16時30分となります。


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令和6年(2024年)6月号

* 能登島は平常ダイヤに

 能登島交通(株)各路線は6月3日から平常ダイヤに復旧しました。ただし大橋駐車場は使用不可のため、南線は引き続き「能登島大橋ロードパークでの乗り換えとなります。

 
 ▲平常の運行本数へ復旧


* 奥能登でも復旧進む

 白米千枚田〜名舟間の迂回路完成に伴い、6月16日より町野線の輪島〜大川間の系統は南志見まで通常ルートに復旧しました(日祝運休)。南志見からは臨時停留所の旧南志見小学校下と南志見公民館前に停車後、かつての渋田廻りのルートで町野へ。町野より逆順で曽々木口、大川と運行されます。なお、道路事情の関係で車両はのらんけバス用のハイエースが使われるようです。両替機がありませんので、お釣りのないよう用意したいものです。

 また、穴水町内の城山住宅前、穴水高校口、北七海への運行も復旧しました。


* 新しいKパーク

 来る6月27日より、寺地バス停近くの「AOKI金沢有松店」が新たにKパークとして指定されます。


* 新潟線もカレンダー導入

 高速バス新潟線は7月1日出発便よりカレンダー運賃が導入され、利用日によって3段階に運賃が変動するようになります。これにより往復割引が廃止され、また新潟ホテルパックの販売が終了します。かつて隆盛を誇ったホテルパックのサービスは北鉄から姿を消すことになりますね……。


* 名古屋線は減便

 また、同じ7月1日には高速バス名古屋線でダイヤ改正が行われ、金沢駅8:30発名鉄バスセンターゆき、名鉄バスセンター14:30発金沢駅ゆきの1往復(北鉄担当)が減便されます。これに伴い、白川郷経由名古屋線を含めて運行時刻が調整されます。また、尼御前バス停への停車は廃止となります。

 
 ▲尼御前は北鉄のバス停としては廃止に


* 北観の大阪便は期間限定で復便

 北日本観光自動車(株)は7月19日〜8月31日までの夏休み期間に、京都・大阪便のうち運休中の金沢発午後便と大阪発午後便の運行を再開します(ただし8月31日の金沢午後発便は運行されません)。


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【過去の年のバックナンバー】

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 令和2年(2020年)までは車両の話題を中心に公開していました
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 *「わたし管理人かんりにんもりさけてんです。がんばります」

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