当時、管理人は小学２年生。このソフトは父が自分用に買ってきたもので、はじめは眺めるだけだったのですが、その個性豊かな登場人物たちに魅了され、麻雀をおぼえるキッカケになりました。私にとっては思い出深いソフトのひとつといえます。
このゲームは世界各国の都市を回りながら、その街を代表する雀士と対局しつつ、飛行機で移動していきます。ストリートファイターの麻雀版ともいえましょうか……。
「ポン」「チー」など、個性豊かな発声でしゃべる世界各国の登場人物たち。ファミコンというスペックでありながら、全登場人物がそれぞれの声で発音していたことは、いま振り返ると舌を巻かねばなりません。サンプリング音源を使用していたのでしょう。そのためか、カセットは通常サイズの１.５倍以上、正方形に近いほど巨大なものでした。
このページでは、そんな世界中の個性豊かな雀士たちを解説します。なお、設定や性格などの記述は取扱説明書によります。
あずまかっくん（34） ＬＶ１ 京都
出身地：京都
職 業：サラリーマン
性 格：
幼い頃からブー麻雀（雀荘で半荘までやらず手短に勝負を決める麻雀）を経験。
雀 風：
気が小さくて堅実な麻雀を打つ。高い手を決して狙おうとはしない。
●管理人より
七三に分けたサラリーマンヘアと丸いめがねが特徴の、いかにもといった感じのサラリーマン。よく鳴き、手早く安く上がる印象。リーチをかけずに突然ツモのみでサラっと上がったりすることが多い。
誰もリーチをかけておらず、平穏なＢＧＭの流れる最中、突然画面がスクロールして「ツモっ」とサラリと告げるあずまかっくんは、なにげにカッコ良い気がする。子どもの頃は、あずまかっくんのようにツモのみで上がるのに憧れたりしたものだ。
気弱でマジメな印象が強いが、説明書においては「ほな、いきまひょか〜」と云いつつ、腕組みして不敵な表情を見せているカットがある。
●顔グラフィック
笑い：出っ歯を突き出してニコニコ笑う。
怒り：身体を前のめりにして怒りを示す。
泣き：腕で顔をぬぐいながら号泣する。
つもりいっぱつ（50） ＬＶ１ 京都
出身地：北海道
職 業：ギャンブラー
性 格：
北海道の厳しい寒さに耐えて暮らしてきた。
雀 風：
その生い立ちのせいか鳴くのをじっとこらえ、リーチ一発を狙うのだが、まず成功しない。しかも役も乏しい。
●管理人より
ゲームを始めたプレイヤーに、まず最初に強烈な印象を与えるのが、このおやじだろう。眼を閉じて苦虫を噛み潰したような渋面をつくっているが、ポン、リーチ、ツモなど発声時は、顔グラが全て「怒り」の表情になり、異様な気迫を感じずにいられないものがある。
気合の入りすぎた罵声のような「リーチ！」の掛け声と、カットインされる怒りの表情、そして途端に始まる、緊迫感の強いものものしいＢＧＭ。トラウマになったちびっこプレイヤーも多いかも知れない＾＾；
なお、ごくごくまれに鳴くこともあるが、その場合も「怒り」の表情なので、まるで、こらえにこらえたが耐えきれずに苦渋の決断で鳴いたかのようで面白い。
麻雀以外のギャンブルにも精通しているようで、説明書では起家決めにおいてサイコロを丁半バクチのように振っているカットが掲載されている。
●顔グラフィック
笑い：眼を糸にして意外と柔和に笑う。
怒り：眼を見開いて、ちゃぶ台があればひっくり返す勢い。
泣き：あずまかっくん同様、腕で顔をぬぐいながら号泣する。
みどりひかる（24） ＬＶ１ 京都
出身地：東京
職 業：ＯＬ
性 格：
わがままいっぱいに育てられた。東京の女子短大を卒業後、証券会社に就職。気ままなＯＬ生活を送っている。
雀 風：
發、索子の混一色を好む。いらない牌は何でも切るわがままな麻雀を打つ。
●管理人より
80年代のＯＬそのものといった感じの髪型に、なんともバブリーなプロフィール。はぁ、気ままなＯＬですか、といった感じである。發、索子の混一色を好むとあるが、それほど目立つこともない気がする。すぐ鳴くあずまかっくん、棒テン即リーのつもりいっぱつに対して、レベル１京都の相手としては、比較的、高い手を狙ってくる傾向はある。
ちなみに、管理人が役満天国で初めて役満を上がられたのは、このみどりひかるだった。忘れもしない大三元。
●顔グラフィック
笑い：肩をすぼめつつにこっと笑う。
怒り：頬をふくらませて不満げに怒る。
泣き：両手で顔をおさえて号泣する。
ところで、日本人は３人とも泣き顔を手で隠すという点で一致していることにいま気付きました。
マジャンスキー（60） ＬＶ１ モスクワ
出身地：モスクワ
職 業：共産党幹部
性 格：
ヘタストロイカを推進。ヘタでも麻雀を楽しめる国にすることを公約にし一躍人気を得たが、最近は下降気味。
雀 風：
ヘタの横好き的イメージもあるが、強気一辺倒の麻雀を打つ。秘密主義。
●管理人より
ヘタストロイカって……というツッコミはともかく、共産党幹部とのことだが、さえない顔の窓際族のような白髪のおじさんである。強気一辺倒と評されているが、声は非常に弱弱しく、消え入りそうな発声。とくに、異様にボソボソ発声する「ツモ……」は必聴。
オーラスで４位なのに喰いタンのみ700点で上がってニコニコしている、というような打ち方の印象。喰いタンのみの多さは全雀士中トップなのではないか。
モデルはゴルバチョフだと云われているが、顔の造形はむしろエリツィンに似ている気がする。
●顔グラフィック
笑い：眼を＾＾の字にして陽気そうに笑う。
怒り：細い眼を吊り上げて怒る。
泣き：唇をすぼめて情けなさそうな表情をする。
クイスチーネ（29） ＬＶ１ パリ
出身地：スウェーデン
職 業：モデル
性 格：
普段はとてもやさしい性格なのだが、麻雀をやると人が変わる。
雀 風：
上家からチーできる牌が出ると、誘惑にかられてつい鳴いてしまうため、めったにリーチをかけることがない。
●管理人より
スウェーデンの女性モデルなのだが、顔は研ナオコに酷似している。子どもの頃、説明書に書いてある「やさしい性格」というのに非常に違和感を覚えたものだ。こんなキツイ表情の、しかも発声も気の強い印象の女性が、普段はやさしい、とは……と。麻雀をやっていない日常のクイスチーネはゲームには登場しないので、普段を知る由もないが。
名前の由来になっている通り、たしかに「チー」が多い。しかし、彼女の「リーチ」の発声は、人を馬鹿にしたような不愉快なものなので、それを聴かなくてすむのは良い。なお、声はパーマンの声優の三輪勝恵に少し似ている気がする。
チーを２回してのチャンタ、ドラ１程度が多い印象。
●顔グラフィック
笑い：大口を開けてさぞや嬉しそうに笑う。
怒り：身を乗り出して抗議するクレーマーのように怒る。
泣き：大口を開けて悲痛な表情をあらわにしながら涙を流す。
ターパイシン（42） ＬＶ１ ニューデリー
出身地：インド
職 業：プロレスラー
性 格：
凶器攻撃専門のプロレスラーだけに、乱暴で攻撃的な性格。
雀 風：
アンカン、ミンカン、リーチ、ドラ切りなど場を荒すことは何でもやるが、他人がやると怒る。自己中心的麻雀。
●管理人より
ターバンを巻いて褐色の肌に白い髭を生やした、まるでカレーのパッケージにでも出てきそうなステレオタイプなインド人。その名前と職業からしてモデルは悪役レスラーのタイガージェット・シンのようだ。
レベル１の相手としては強敵の一人で、リーチが早い。低いバリトンの声で「ポーン」「カーン」「ローン」とちょっと伸ばし気味に発声するのが特徴。
●顔グラフィック
笑い：思わず髭が上向くほどの喜びの表情。
怒り：歯を剥いてにらみつけてくる。
泣き：眼をとじて下を向く。
ポーロリくん（25） ＬＶ１ 香港
出身地：香港
職 業：学生
性 格：
ひとりっこで甘やかされて育った典型的なオタク青年。マージャンはテレビゲームでおぼえた。
雀 風：
ガードが甘く、ポロポロと当たり牌を出して振り込んでしまう。
●管理人より
水木しげるの漫画に出てくる眼鏡に出っ歯のサラリーマンのような顔の男。子どもという印象があるのだが、25歳とは。しかもそれで学生とは……。オタクということもあり、なんとも心象のよくない青年だが、テレビゲームで麻雀を覚えたのは管理人も同様なので、あまり大きいことは云えない＾＾；
麻雀の腕は劣るが、運任せでけっこう大きい手を繰り出す。フフン、といった感じで不敵に笑う勝ち顔が憎々しい。25歳とのことだが、声は少年的なものである。
●顔グラフィック
笑い：どうだ、とばかりに胸をそらせる。
怒り：奥歯をくいしばりながら怒る。
泣き：両手で眼を押さえながら子どもっぽく泣く。
ウラドーラ（52） ＬＶ１ リオ
出身地：ジャマイカ
職 業：ミュージシャン
性 格：
昔は有名なレゲエバンドのボーカルだったが、サンチョポンザと出会ってから麻雀にのめり込み、本業を忘れる。
雀 風：
役が何もない手でも力まかせにリーチをかけて裏ドラを狙う、無節操雀士。
●管理人より
役満天国で最もインパクトの強いキャラクターではないだろうか。スイカのようなまだらの配色の長髪、しまりのないにやけ顔、シマシマの囚人服のようなファッション。怒ると髪の毛が爆発したりと、ルックスもかなり特異なのだが、いちばん呆気にとられるのは、やはりその発声だろう。
ミュージシャンらしく、非常に甲高い裏声を駆使した巻き舌は。はじめて彼の「リーチ」を耳にした人は、思わず目をみはるだろう。
説明書に書かれているように、リーチをかけることが多く、鳴くことは非常に稀である。つもりいっぱつ、ターパイシンも交えたリーチ合戦は非常に心臓に悪い。
ところで、この人の「リーチ」はともかく、「ロン」は「プリッ」と云っているようにしか聞えないのだが……。
●顔グラフィック
笑い：上を向きながらドヤ顔で笑う。
怒り：まるで雷に打たれてように髪の毛を逆立てる。
泣き：肩を落としてしょげかえる。
シドザンク（21） ＬＶ１ ラスベガス
出身地：イギリス
職 業：パンクロッカー崩れ
性 格：
パンクが好きで、高校生のときにミュージシャンを目指していたが、途中で麻雀に溺れる。
雀 風：
いつもつっぱっていて降りることがない。よくあがるが振り込みも多い。
●管理人より
トサカのような金髪モヒカンヘアのヘビメタ雀士。同じミュージシャン系雀士であるウラドーラと同様に、「リーチ」の発声が『ウィチ！』と特徴的で、さらに「ロン」もまるで歌っているかのようなものだ。この人達は麻雀という名のリサイタルをしているつもりなのだろうか。
１位か４位かという傾向があり、レベル２に上がってもすぐに脱落することが多い。あまり警戒する必要のない相手といえる。ところで、この人の性別はどちらなのだろうか。
●顔グラフィック
笑い：意外にもあどけない表情で笑う。
怒り：髪の毛をさらに逆立てながら怒る。
泣き：情けなさそうに眉根を下げて泣く。
シロステチョフ（50） ＬＶ２ モスクワ
出身地：リトアニア
職 業：労働者
性 格：
リトアニアのしがない労働者。世間の騒乱もものともせず、ただひたすら麻雀にのめり込んでいる。
雀 風：
手牌が悪いときは降り、次のチャンスまで辛抱のガマン強い麻雀を打つ。
●管理人より
ふくよかな顔つきと、威厳のあるちょび髭、温かそうなフワフワのついた着衣とあって、労働者というよりは使用者という印象があるキャラクター。管理人はリトアニアという国名を、役満天国でおぼえたものだ。
●顔グラフィック
笑い：丸い眼を細めてにこやかに笑う。
怒り：口元をゆがめて怒る。
泣き：残念そうに眼を伏せる。
グレトフリテン（38） ＬＶ２ パリ
出身地：イギリス
職 業：貴族
性 格：
身分が高いのでプライドも高く、捨て牌で面子ができることを嫌う。
雀 風：
８、９の辺張を捨てようとして９を切った後７がくると、他の嵌張を処理したりと優柔不断なため、振聴が多い。
●管理人より
ハット帽にスーツ姿の英国紳士。職業が貴族とは凄いが、貴族でもギャンブラーや悪徳レスラーと卓を囲むとは、自由な気風の持ち主なのか。
捨て牌で面子ができることを嫌う、とあるが、そのわりにわりあいよく鳴く印象。どうでもいいが、このキャラはリーチのとき「リチ」と、伸ばさず発声する。モスクワで登場するシロステチョフも同じく「リチ」という発声のため、レベル２のパリでは「リチ」が飛び交うことになりがち。
●顔グラフィック
笑い：貴族らしくにこやかに笑う。
怒り：肩をいからせて憤怒の表情。
泣き：情けなさそうに肩を萎縮させている。
ドラキリ（35） ＬＶ２ ニューデリー
出身地：インド
職 業：怪しい宗教の修行僧
性 格：
普段はインドの奥地で、怪しげな宗教の修業をしている。
雀 風：
喜怒哀楽を顔に出さない。ピンチになると錯乱してついドラを切ってしまうのだが、それでも顔は無表情のまま。
●管理人より
レベル１で出たターパイシンに対するかのように、アブドーラ・ザ・ブッチャーのような風貌の男。ドラクエIIIのトロルにも似ている気がする。
特色はその発声で、ポン、チー、リーチ、ロンなど全ての発声が「エ"ェーーッ！」という謎のうめき声のような声で統一されている。これはもう誤ポン、誤リーチのレベルだが、そこは問題がないのか。
説明書にも無表情と書かれている通り、上がっても振っても表情にほとんど変化がなく、むしろ笑えてくる。錯乱してドラを切っても無表情と書いてあるが、このゲームではドラを切ったからといって顔グラが表示されることはない。そもそも、そんなにドラばかり切る印象はないのだが……。
●顔グラフィック
笑い：よく見ると唇が少し上を向いている。
怒り：よく見ると１ドットだけ身体を上下させている。
泣き：よく見ると静かに眼をとじるている。
ロンロン（12） ＬＶ２ 香港
出身地：中国
職 業：家事見習い
性 格：
本場中国の山奥で麻雀修業をしていたが、師匠の許しを得て現在は北京の雀荘を荒しまくっている。
雀 風：
得点力に欠けるが、よくあがる。巧みな麻雀を打つ。
●管理人より
おだんご頭の女の子。ちょっとふくよかだが、上がったときの表情がかなりかわいい。ただし少し出っ歯である。
「リーチ」「チー」などの発声が、ちょっと舌足らずな感じで、これも良い。なお、声は少女主人公(しおり)と似ている。しかし12歳にして雀荘を荒しまくる少女がいるとは、本場中国は怖いですね。
●顔グラフィック
笑い：白い前歯を見せてころころ笑う。
怒り：眼をつりあげて抗議の表情。
泣き：両眼から涙をとびちらせて泣く。
サンチョポンザ（37） ＬＶ２ リオ
出身地：メキシコ
職 業：ミュージシャン
性 格：
メキシコの民族音楽を世界に広めようと各地を旅しているうちに麻雀を覚え、その魅力にとりつかれてしまった。
雀 風：
トイトイ狙いですぐポンをするが、結局はたいした手にならない。
●管理人より
ウラドーラに麻雀を教えた人物。スーパーマリオの変装にしか見えない髭の男。弟子(？)のウラドーラと違い、名前の通りよく鳴きちらかすタイプ。「リーチ」のときだけ声が低く、なにかたくらんでいるようなミステリアスな発声である。声が屋良有作に似ている。「ポン」の発声を聴くに、つもりいっぱつと声が似ている気がする。
●顔グラフィック
笑い：かなりのドヤ顔でほくそ笑む。
怒り：温厚そうな丸顔をふくらませて怒る。
泣き：下を向いてしょげかえる。
マリリンホンロ（35） ＬＶ２ ラスベガス
出身地：アメリカ
職 業：女優
性 格：
一時期の下積み生活から這いあがって現在の地位を築いた。
雀 風：
堅実な麻雀を打つ。ホンロートイトイを主としたチャンタ系の手が得意。
●管理人より
マリリン・モンローを思わせる金髪の女性。発声がやたらと色っぽい。拡張音源チップの威力を感じさせる、ファミコンとは思えないほどの艶っぽさである。肝心の打ち手としての実力はさほどのものではない気がする。レベル３へ上がれずにその場で消えて行くことが多い。
●顔グラフィック
笑い：意外にもあどけなく眼を細めて笑う。
怒り：フン！ とばかりにそっぽを向く。
泣き：泣きながらも、どこか女優的な見せる泣き方。
チンイツカン（40） ＬＶ３ モスクワ
出身地：モンゴル
職 業：フリー雀士
性 格：
ジンギスカンを目標とし世界制覇を目指していたが、途中で麻雀の魅力にとりつかれ、今はただのフリー雀士。
雀 風：
やたらと清一色ばかりを狙う。カンをして場を荒らすことがよくある。
●管理人より
スキンヘッドに長い口髭の強面な男性。モスクワのキャラクターなのにモンゴル出身とはいかに、という感じだが、顔グラの顔は妙に色白で、モンゴル人というよりは、ロシア人っぽい雰囲気も強い。
説明書の「世界制覇を目指していたが、今はただのフリー雀士。」という体言止めになんとも悲しいものがあるが、どうもこのゲームのキャラクターは麻雀に溺れて人生を踏み外す、という経歴の持ち主が異様に多い気がする。が、これは現実も同じことか。しかし、チンイツカンの場合は職業がフリー雀士……。これはあまりにも悲しすぎる気が。
このキャラクターは、なぜか鳴いたときの表情が常に「怒り」のものである。
●顔グラフィック
笑い：ややにやけた感じの笑い方。
怒り：歯を剥き出しにしてかなりの激昂。
泣き：残念そうに落ち込んだ表情。
ジャンピエール（25） ＬＶ３ パリ
出身地：フランス
職 業：金持ちのプレイボーイ
性 格：
プライドが高く、麻雀という名前の響きに魅せられ現在に至っている。
雀 風：
華麗な麻雀を好む。とくにメンタンピンドラ１を得意とする。
●管理人より
片目をかくしたキザな金髪の男。プレイボーイが職業とは良い身分だが、ようはジゴロということか。発声は妙にゆっくりしており、もったいぶった感じ。とくに「ロォン」「ツゥモ」が特徴的。声は低く渋い。男性主人公(りょう)と声が似ている。
●顔グラフィック
笑い：にっこりとイケメン的なスマイル。
怒り：顎を上向きにして抗議するような表情。
泣き：オーバーアクションで情けなさそうにする。
ピンズーラジャ（45） ＬＶ３ ニューデリー
出身地：インド
職 業：占い師
性 格：
少女時代に突然霊感を得て占い師となった。独特の占いによって打牌を決めるのだが、ときどき無茶苦茶になる。
雀 風：
筒子を崇拝しているが外目には目立たない。占いが冴えるとすごく強い。
●管理人より
ショールのようなものを身に纏った謎の女性。顔グラがファミリーテニスの「さぼちいに」と少し似ている気がする。声は女性主人公(あやか)と似ている。
占いによって打牌を決めているそうだが、ゲームではその占いの様子を見ることはできない。筒子を崇拝しているそうだが、そのようなそぶりは全くないようだが。
●顔グラフィック
笑い：静かにほほえむ。
怒り：眉毛をつりあげてにらんでくる。
泣き：唇をかみしめ、口惜しげに涙する
ブルースリーチ（30） ＬＶ３ 香港
出身地：香港
職 業：武道家
性 格：
一撃必殺の中国拳法を修得。その奥義を麻雀に応用することを編み出し、勝ちまくっているという噂。
雀 風：
一撃必殺のリーチ麻雀。彼に振り込むと点数が高いため立ち直れない。
●管理人より
香港代表ということで、やると思ったという感じの拳法家キャラクター。ドラキリ同様、すべての発声が「アチョー！」１種類のみとなっている。また、発声時の表情は全て「怒り(というかファイティングポーズ)」の表情で統一されている。突然の「アチョー！」はかなり心臓に悪い。ロンかと思ったら単なるポンだったりすることもあり大仰である。
●顔グラフィック
笑い：顔を上げて、さわやかに笑う。
怒り：拳法の構えを見せて怒る。
泣き：左のほうを向いて無念そうな表情を見せる。
サンバデロン（28） ＬＶ３ リオ
出身地：ブラジル
職 業：ダンサー
性 格：
子供の頃からサンバでリズム感を鍛えた。華麗なダンスで人を惑わせ、そのスキにあがってしまう特技を持つ。
雀 風：
巧みに相手のリーチをかわしてあがる。振り込まない。荒れ場が得意。
●管理人より
リオのサンバの恰好をした謎の女性。氏名は正しくは「サンバ・デ・ロン」なのかも知れない。
ブルースリーチ同様、すべての発声が「チャチャチャ、ウー」という謎の発声で統一されており、かなり呆気にとられる。踊っているスキにあがってしまうという説明文は、たしかにその通りという感じだ。なお、どの発声時も怒りの表情になるつもりいっぱつやブルースリーチと逆に、このサンバデロンは鳴いても上がっても「笑い」の表情で統一されている唯一のキャラ。
しかし、終盤に２連続で音声が１種類のキャラが登場するとは、なんとなく容量不足だったのか？ と勘ぐらせてしまうところが。
●顔グラフィック
笑い：踊りださんばかりに楽しそうに笑う。
怒り：頬を膨らませて不満げに怒る。
泣き：大口をあけつて号泣しつつ、大粒の涙を片目からこぼす。
アタルカモネ（51） ＬＶ３ ラスベガス
出身地：イタリア
職 業：マフィアのボス
性 格：
他のマフィアとの激しい争いを勝ち抜いてきただけに、手段を選ばない。「裏切り者は消せ」が口癖。
雀 風：
テンパイの時期がまったくわからず、まさかと思った牌が当たってしまう。
●管理人より
スキンヘッドに、黒目のない不気味な眼と葉巻が特色。アル・カポネをモデルにしているらしい。ボスらしく、実に威圧的な大仰な発声である。
●顔グラフィック
笑い：いかにも悪人風なにやけ顔。
怒り：感情的に肩をいからせる。
泣き：信じられないといった驚愕の表情で泣く。
レベル３ラスベガスでの対戦後はレベルごとの案内人であった３人の老師、すなわちレベル１の「モーパイパイ」、レベル２の「かみなきじじい」、レベル３の「マスタージャン」らとの「じじい対戦」に移行し、これが真の最終ステージとなる。
モーパイパイ じじい対戦
●管理人より
レベル１の案内人。発声時は「ポンじゃ」「チーじゃ」「ロンじゃ」などと、語尾に「じゃ」が付く(リーチとツモを除く)。案内時の悟りを開いたような優しい対応とは大きく異なり、全ての発声時の顔グラフィックが「怒り」のものになるのが意外。非常によく鳴く。
●顔グラフィック
笑い：子どものように嬉しそうに笑う。
怒り：歯をむき出して肩をいからせる。
かみなきじじい じじい対戦
●管理人より
レベル２の案内人。その名の通りよく鳴くが、モーパイパイほどではない。声はかなり甲高く、ほとんど裏声に近い。
●顔グラフィック
笑い：大きく口を開けて喜ぶ(意外と歯が綺麗)。
怒り：両手をわなわなとふるわせながら怒る。
マスタージャン じじい対戦
●管理人より
レベル３の案内人。声が低く渋い。よく聴くとターパイシンと発声が似ている。怒りの表情が非常に強烈で、案内時の物静かな様子からは考えられない激昂ぶりである。あまり鳴かず、かなり早い段階でリーチをかけてくることが多い。
●顔グラフィック
笑い：口元をほころばせてニッコリ笑う。
怒り：大口を開けてかなりの激怒ぶり。
なお、プレイヤーのキャラ(男女２種類ずつ計４種類)にもそれぞれ独自の表情と声がある。レベル１で所持金が１００＄となった場合に実施される“モーパイパイの弟子"との「機内対決」では、自キャラとして選んだ人物以外の３名(ゆうき、りょう、しおり、あやかのうち３名)が相手となる。