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ナムコット麻雀III マージャン天国の雀士名鑑
最終修正:令和4年11月25日 (6R)
前回の「役満天国」に続いて、「マージャン天国」の雀士をご紹介します。ナムコから平成3年(1991年)に発売されたこのソフトは、「ファミリーマージャン」の系譜を受け継ぐ2人打ち麻雀で、日本各地を旅しながら各地の強豪雀士と対決する、ボードゲーム風の「アドベンチャー麻雀」がウリとなっていました。 雀士には、ザコとして登場しフリー対局モードでも相手として選べる6名と、アドベンチャー麻雀のボスとしてのみ登場する12名が存在します。ボス雀士とはフリー対局ができません。 2人打ちであったり、アイテムによるツミコミ技があったりと、同時期のゲームとはいえ「役満天国」よりはかなり猥雑な感じの、いわゆる“ファミコンの麻雀ゲーム”的に仕上がっていました。 + + + + + + ●ザコキャラ 浮田 軽三 フリーター(25歳)B型 雀歴6年
タコにはタコの生き方があるんだい! いじめないでね。と発言している通り、雀歴のわりにうまくない、いわゆるタコ麻雀。職業はフリーターとのことで、名前の通り「浮ついて」「軽い」感じの青年である。トレーニングモードでは「五秒切り」で勝負する。
歌舞伎役者のような白塗りに隈取りという顔のかなり怪しい男。自分のことを「拙者」と呼ぶが、なんとこれで18歳だという。職業はレコード屋。豪快で派手な打ち方を好む。トレーニングモードではソーズの中張牌を抜いた「雀球麻雀」で対局する。
眼鏡をかけた冷たい表情のサラリーマン。堅い打ち方をする。トレーニングモードでは理牌なし+五秒切りで戦わなくてはならない。
謎のお嬢様。ロングヘアの落ちついた女性。その育ちのせいか、上品な打ち方をする。鳴くのはキライだそうだ。トレーニングモードでは理牌なし+雀球麻雀での勝負となる。
ショートヘアの元気そうな女の子。麻雀は覚えたてで、よく鳴く。覚えたての割にはトレーニングモードでのお題目は最も厳しく、理牌なし+五秒切り+雀球麻雀というかなりハードな条件で戦うことになる。
聡明そうな表情の大人の女性。いろんな技を駆使するツワモノだという。ちょっと熱くなるタイプだそうだ。麻雀の腕は六人のなかでもトップクラスか。トレーニングモードでは理牌なしがお題目。 ●ボスキャラ アドベンチャーモードでは、日本各地を旅打ちして廻る。各都市に様々な「流派」をマスターしたボスが待っており、半荘での勝負となる。 加納 晃 [東京] 暴牌強打流 東京タワーで対決することとなる、第一のボス。やくざ風の男で、その流派の通り暴牌、強打を繰り出す。逆をいえば、自分の手しか見ていない。
霊会と雀会の関係を説く謎の霊能力者。おそらく丹波哲郎がモデルになっているのだろうが、顔などの見た目はむしろ加山雄三に似ている。
恐山のボスとして立ちはだかるのは、なんと織田信長。半端勝郎が降霊させたのか?! ゲーム中ではなんの説明もないが、見た目、口調からして、おそらく本人なのではないか。五秒切りで勝負しなければならない。
ハット帽をかぶった女性。北海道の牧場の少女をイメージしているのか。手をこつこつと大きなものに育てていく打ち方を信条としている。
北海道の最北端・宗谷岬ではゴリピーが登場。ロシアからの刺客ということか。顔グラがかなりそのまんまである。それにしても、「役満天国」でもゴルバチョフをモチーフにした「マジャンスキー」というキャラがいたが……。「よしよし、うんうん」が口癖。
小樽と直江津を結ぶフェリーの船長らしき男。「ねも じゅうぞう」と読むようだ。ネモ船長ということか。白い制帽を斜めかぶりし、白髭をたくわえ、眼光炯炯。流派のとおり、雀球で勝負する。
「美味しんぼ」の「京極さん」のような風貌の男。そういえば京極さんも米相場で一山当てた人物だったが。船場蔵人との勝負では、点数のやり取りが2倍になる。後半戦に向けて、逆に得点稼ぎのチャンスだ。
高飛車な風貌、言動の冷酷そうな女性。理牌なしで勝負しなければならない強敵。
出雲大社の巫女さんと思われる女性。つぶらな瞳でこちらを見つめる顔グラ。怜悧そうな表情にそぐらず、運まかせの楽天派。
第一のボスであった加納晃の実の妹。しかし加納晃とは似ても似つかぬ美少女。「お兄ちゃんのカタキ」と勝負を挑む。流派の通り、ポン、チーを繰り返す。
「さいごう どん」と読ませる。名前から想像できるように、想像通りの顔グラ。最後のボス的だけに、理牌なし+五秒切りと、かなり厳しい条件で戦わなければならない。
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