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富山地鉄ボルボの旅

 平成22年(2010年)12月に富山地鉄バス「富山=新潟線」の代走として登用されたボルボ〈アステローペ〉に乗ってきました。


最終修正:令和5年2月20日 (7R)


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 電鉄富山駅の販売センターで飛び込みでチケットを求めました。この頃に新設されたばかりの「栄」停留所で降りてみたく、栄までの乗車券を所望したのですが、まだ利用は定着していないらしく、係員のお姉さんが意外そうな顔をしていました。

 新装された仮設ターミナルの高速バスのりばに向かえば……、いましたいました!

 

 バンパーのグリルがボルボの証! 地鉄の新貸切カラーにもマッチしていますね。いい雰囲気です。

 貸切車は席番が数字式だからか、席番表示の上に手書きの紙が貼り付けられていました。

 

 暮れだったこともあり、帰省客でほどよく埋まり、発車。イレギュラーな車両での運行であるからか、はたまた降雪による遅延を考慮してか、ツーマン運行でした。

 

 トイレなし貸切車なのですが、富士ボディ独特のニオイやフロントのラウンドガラスもあって、雰囲気的に一昔前のなつかしい高速バスのイメージ。

 ボルボ・アステローペに乗るのは2回目で4年ぶり。初体験は金沢=池袋線のJRバス関東便で、これも狙って乗りに行ったものでした。

 国産車にない異質なサウンドに魅了されながら、ふたたび乗る機会はなく、金沢池袋線の運用からも外れてしまったことで、もう乗ることはできないのか……と落胆していたところでの、今回の再会! でした。

 トイレなし車両による代走ということもあり、お詫びの品として、天然水のペットボトルがプレゼントされました。黒部の温泉水だそうです。

 

 この車両目当てのぼくには無用の品ですが、ありがたく頂戴しました。うまいっ!

 

 雪の越中を、ボルボは力走しました。

 通常は米山SAで1回のみのトイレ休憩ですが、今回はトイレなし車両ということで、2回実施。1箇所目は蓮台寺PA。ここでの休憩は初体験です。

 

 

 いいフォルムです……。富士重の遺した最高傑作のひとつだと感じます。ちなみに地階のサロンはさすがに閉鎖されています。ここは土足厳禁だそうですので、それもそうですね。

 

 刈羽での2度目の休憩を経て、長岡JCTを通過。雪はすこしずつ小康状態になってきました。

 

 はじめて降りるここで、ボルボとお別れ。

 

 平成22年(2010年)8月から金沢便や長野便とともに停車を開始した、「栄」停留所です。

 

 長岡北、三条・燕はすでに下車経験あり。つぎは巻・潟東にチャレンジしてみよっと。

 栄からの帰途は、反対側の停留所から出る新潟からの上越・高田駅ゆきに乗車。越後交通担当便でした。

 

 降りて記念に一枚撮ると、すでに「回送車」でした……。という非常にありがちなパターン。

 

 高田にはまだこんなバスが……! 乗りたいーーーーー!!!

 と思いつつ、素直に直江津ゆき普通列車の乗客となったことです。



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