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富山〜平湯温泉乗り継ぎ

 特急バス富山=高山線と神岡〜平湯温泉間のローカルバスを乗り継いで、平湯温泉へ……。平成22年(2010年)10月の旅から。

 

最終修正:令和5年2月20日 (7R)


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 富山駅前8:10発の高山濃飛バスセンターゆきで出発しました。車両は富山地鉄担当で244号車です。パラパラという感じの乗りですが、言いかえれば、空いていて快適ということですね!

 

 猪谷を過ぎるとにわかに山峡の道へ。ダム湖に沿った道はロックシェッドが続き、けわしさを増します。富山を出て小一時間ほどで、精錬工場群を見ながら濃飛バス神岡営業所に到着。

 

 ここで第2ランナーの平湯温泉ゆきに乗り換えです。往復割引だと富山〜平湯間通しの割引券があって、いつもはこれを使って平湯入りしているのですが、今回は片道になるので適用できず。

 念のため乗務員氏に尋ねるも、やはり片道の割引券もないとのこと。最近復活した平湯直通便なら片道2,000円で行けるのに、これだと富山〜神岡だけで1,620円もします。

 ずいぶん割高だなと思っていると、営業所到着後に乗務員氏に「平湯まで行かれますね?」と呼び止められ、営業所のなかへ……。

 
 待っていたのは、こんなチケット!
 「乗り継ぎされるなら、1,620円頂いてるので、あと380円だけ頂戴します。」とのこと。

 割引券はないけれど、申し出ればこういう風に通し運賃で済むようにしてくれるんですね! というわけで、やっぱり2,000円で済みました。けれども変わった方法ですよね。しかも何気に乗車券が高速バス用の手書き券です。

 
 休憩のあと、高山へと去っていく地鉄バス。

 
 神岡営業所では、洗車機にペタペタと貼られている行き先表示のマグネット類もみどころの一つですね。乗り場の前にあるので、つい見入ってしまいます。

 
 営業所の窓にこんなものが…!どこでも見かけるPRUのポスターなのですが、よく見たらバスは濃飛バス、タクシーも濃飛タクシーになっています!オリジナル版だと電車が走っている高架上にも濃飛バスが。

 このオリジナルポスターは毎年恒例のようで、平成25年(2013年)バージョンでは、子どもが手に濃飛バスのチョロQを持っていたりします。

 
 9:55発の乗継ぎ便、平湯温泉ゆきが来ました。前中ドアですが濃飛ですので無論、前ドアだけ使用です。

 
 のんびりムードの車内です。

 

 のんびりムードののどかな路線で、好きな路線のひとつ。流れる案内放送は、かつて全国のバスのテープで活躍していた、あの「○○でゴザイマァス↑」という、ネットリと気けだるい感じの上がり調子の「古沢さん」の声。川中島バス、松電バス、岩手県交通などでも聴けましたが、音声合成化ですっかりあの名調子は聴けなくなってしまいました。でも、濃飛さんでは当時まだまだ現役でした。

 
 平湯では、いつもバスターミナルの3階の温泉に入るのですが、今回は初めて「ひらゆの森」にしました。これが大正解でした。いままで知らなかったのが悔やまれます。しかも入場料は500円。この旅のあと、平湯に年2回程度は訪れていますが、毎回、ひらゆの森を訪問しています。

 

 温泉にゆっくり浸かってから、つぎは上高地へ行こうか、乗鞍畳平へ行こうか、あるいは高山へ…。松本へ……。交通のジャンクション・平湯は好きなターミナルのひとつです。



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