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消えた電鉄魚津ステーションデパート


最終修正:令和4年11月24日 (5R)


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 富山地鉄電車の「電鉄魚津駅」は、すでに閉店し廃墟と化したステーションデパートの3階に改札口・ホームがある駅として知られていました。電車に乗るためには閉ざされたシャッターを見ながら薄暗い階段を登らなければならないというアプローチが、異様であり、物悲しくもあり、独特な情感をかもし出していました。

 平成25年(2013年)6月4日、新しい駅舎が供用を開始し、時間が停まったまま取り残されていた電鉄魚津ステーションデパートは、姿を消すこととなりました。

 
 在りし日の電鉄魚津ステーションデパートです。

 
 風除室のあるエントランス。入ると正面はいきなりシャッターで、右手に改札口へ向かう階段がありました。

 
 「3F 電車のりば」とした表示。おそらくは、その下部にもフロアについての案内が書いてあったものと思われます。

 
 踊り場に淋しくたたずむショーケース。

 
 「本日閉店しました」

 
 ステーションデパートの閉店は、平成10年(1998年)のことだったそうです。

 
 3階の待合室。ようやく人の気配を感じることのできる場所に来たという気がしました。

 
 改札口の横では、昔からあると思われる案内書きをうまく活用して、ICカード・エコマイカをアピールしていました。


 新しい電鉄魚津駅は以前と異なってエレベーターも完備し、バリアフリーに対応しています。



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