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婦警さんと子どもの像
最終修正:令和4年11月24日 (7R)
西野々市バス停近く、「野々市」交差点に亡霊のようにたたずんでいた婦人警官と坊やの人形。
元々は横断旗入れだったようなのですが、旗はすでに入っていませんでした。広告になっている「城南食品センター」というのも、もうありません(ニュー三久の前身で、西野々市バス停近くにあったそうです)。 当時、この交差点付近は歩道の拡張工事たけなわで、撮影時点にはすでに、まさにこの人形のある部分をのぞいて、アスファルトも真新しく整備済となっていました。 交通戦争といわれた時代、整備の行き届いていない国道に車が溢れ、たくさんの子が犠牲になっています。 子どもたちに、安全を。その願いかなって、この交差点の新しい歩道は歩きよく、幅もひろく、車の風圧に煽られることもないでしょう。 色あせて、忘れられたようにたたずんでいるこの人形も役目を終えて、もうすぐ見納めかも知れません。 平成25年(2013年)6月7日に確認した時点では健在でしたが、同年7月15日には工事が進んだことにより、すでに見当たらなくなっていました。
:: かつては本町交差点にも 野々市交差点から鶴来街道を南に入った「本町」交差点。この一角に、バス停の土台の「石」のようなものがポツンと鎮座しています。
筆者ははじめ、バス停の名残りではないかと思ったのですが、これも実は婦警さんの人形の土台であったようです。
:: 馬替三丁目にも 馬替三丁目の旧道にも、ひっそりと婦警さんの人形が残っていたそうです。TOMさん、分室室長さんから情報を頂きました。元々は馬替三丁目という信号機も設置されていた交差点だったところですが、一本西側に新道ができ、交通量が激減したため、信号機も撤去されてしまっています。しかし、この婦警さんの人形だけは、完全に忘れられたように放置され、ここがかつては交通量の多い交差点であったことを物語っていたようですね。
色が完全に褪色してしまっており、なにか観音像のような独特の雰囲気になってしまっていたようですね……。
残念ながら、すでに撤去され、土台だけになってしまっているそうです。
:: 示野にも 示野の旧バス通り沿いに、ポツンと立っていました。旧「示野」停留所の跡を見にいったのですが、まさかの副収穫になりました。なんとかなり色鮮やかです。ほかでは褪色したものがほとんどなのですが、もしかしたら一度塗り直されているのでしょうか?
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